引き継がれてきた
伝統と技術

大正13年創業、鰹節造り一筋
大正13年創業、
鰹節造り一筋

まるちょうの歩み

日本本土の最南端に位置する、暖かな風の吹く漁師町で、粛々と引き継がれる技術があります。
「鰹節のまち」と呼ばれる枕崎で、四代続く随一の老舗。
私たちは、伝統に裏打ちされた、繊細で丁寧な匠の技を重んじ、変わらぬ食卓の味を提供し続けたいと願います。

美味しい鰹節ができる条件、そこには「切る・煮る・燻す」の3つの工程が肝になってきます。
中でも、鰹節の品質の分かれ道となるのが、「燻す」工程。
燻がきく程、その風味はより濃く、香り強く感じますが、まるちょうでは燻の風味でごまかすことなく、
鰹本来の味・香りを大切にしたいと、長い月日をかけ、じっくりと火入れ(燻製)を施します。
湿度や温度、季節により繊細に変化する素材の状態。
職人が1本1本を手に取り、日々状態を把握し、どこにも真似できない先代から受け継がれてきた確かな技術で、いつも変わらない節づくりを心掛けています。

鰹節ができるまで

先祖代々から伝わる技術を守りつつ、昔ながらの製法に現代の最新設備・技術を組み合わせてお客様の嗜好にあったかつお節を製造しております。
洗練された技術を持つ職人による目利きをすることで、安心・安全の製品品質を保っています。

自社冷蔵庫を保有し、品質やサイズ・風味や特色により選定し、取引先様へ削り節原料として、安定的に供給できる仕組みを構築しています。

また、工場内には、二次加工を設備が取り揃えており、削り・粉砕・ブレンド等、様々なご要望に沿った鰹節の二次加工が可能です。

削り節から、粉砕製品、だしパックなど、製品に関する事ならなんでも、お気軽にご相談ください。

  • 鰹本節

    昔ながらの製法で造られる最高級の鰹節です。
    姿・形にこだわりを持ち、カビ付け・天日干しを繰り返すことで風味豊かで上品な出汁を生み出します。贈答用として重宝されています。

  • 荒本仕上節

    本節と同様の工程を行い、削り節原料として製造しています。
    カビ付けを行うことで、鰹本来の風味を引き出し、上質なうまみを感じます。

  • 荒本節

    花かつお用の原料として幅広く使われており、漁獲海域や鮮度・油分などの品質によって選別され、出汁の好みや用途によって選定しています。

  • 鰹割亀節

    主に粉砕製品用に用いられ、エキス抽出用原料や出汁パック原料、削り原料など、幅広く使用されています。

  • 新さつま節

    かつお節本来の乾燥より水分を残した状態で燻製しています。
    鮮度・味・姿の整った原料を使用し、やわらかい状態で仕上げております。
    包丁やピーラーで削って、おつまみや出汁取り用として使用されます。

  • マグロ節

    黄肌マグロを節に仕上げています。
    白い花立ちが特徴的で、たんぱくな味わいです。
    トッピングやお吸い物のお出汁として使用されます。

  • 丸サバ節

    日本近海で獲れたゴマサバを主に使用し、丁寧に火入れして仕上げています。

  • ムロアジ節

    日本近海で獲れたムロアジを主に使用し、丁寧に火入れして仕上げています。

その他、宗田節やうるめ節などの原料を取り扱っております。詳しくはお問い合わせよりご連絡くださいませ。
  • 8mm粉砕(抽出用)

    主に顆粒だしやめんつゆなどの鰹節加工エキスとしてご使用されています。

  • 2mm,3mm粉末
    (だしパック用)

    だしパック用の粉砕原料として利用され、水分値・水分活性を調整した製品も取り揃えております。

  • 副産物 粉末15mm

    各種、多用途にご使用いただいております。

  • 副産物 粉末8mm

    各種、多用途にご使用いただいております。

  • 副産物 粉末3mm

    各種、多用途にご使用いただいております。

マルチョウグループは持続可能な社会を、鰹節作りから取り組んで参ります。

SDGsへの取り組み

変わらない節づくり

最高の品質をお届けするため
私たちは絶えることなく日々鰹節と向き合い続けています

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